(主に)北海道きたひがし巡検記録〈2日目 福井ー愛知県沖〉
皆さんこんにちは。皆さんがこの文章を読んでいるということは、私が旅行記執筆からの失踪を回避したのでしょう。2日目もまだ北海道に入りません(北海道大巡検とは…??)。
ついに(現行の)北陸本線完乗へ…!
この日も5時台に快活のフラット個室にて起床し、福井駅からさらに西に向けて出発しました。ここから敦賀まで行き、ついに来年第三セクターに移管される北陸本線の区間を完乗しました。
敦賀からは北陸本線は滋賀に向けて南へ進路を変えます。敦賀で乗り換える便は湖西線に直通する系統だったため、近江塩津でさらに乗り換え、長浜方面へ進みます。この辺りは部活の大会に向けて移動しているとみられる中高生が多く乗っており、車内は満員に近い状態でした。一方、長浜から新快速に乗り換えると乗車率は一気に減少し、西日本新快速では珍しく、静かな環境のまま京都へ向けて発車しました。車内からは時々ですが琵琶湖を望むことも出来ました。
余談ですが、草津駅では引退目前のキハ85系とすれ違いました。ここ最近あまり車両情報を追っていなかったので何となく撮っていたのですが、後になってこういったことに気づきました。
京都駅に着いた後も一息…とはいかず、間を置かず奈良線、そして東福寺で京阪線に乗り換えます。この時点で私がなぜ京都を訪れたのか、お分かりの方はいると思います。
そうです!これがやりたかったのです!!
いざ!叡電恋アスコラボ参戦!!
まずはガチャのお時間
出町柳駅に到着した私は、早速駅前の恋アスの缶バッジのガチャを引きにガチャ機の前に向かいました。この時はとりあえず5連(¥2000)してイノ先輩が出なかったらその先を考えようと考えていました。
しかし、財布の中には衝撃の光景が…!
一枚も…100円玉が入っていないのである!!!
泣く泣く駅前の自販機に1000円札を入れ、100円玉を8枚確保しましたが、引けるのは2回のみ…いやどうすんだよコレ… しかし迫る列車の発車時刻、リュックの容量もパンパンでこれ以上水を購入するわけにもいかないということで、とりあえず2連して、結果が芳しくなかったら戻ってきた際にリトライするといったことでやってみました。
結果は……………………………
なんと2連でイノ先輩を当ててしまいました…!!!
日々プロセカや、今は亡ききらファンのガチャで爆死を続けてきた分の運をここで発揮しました。まさに、当行程で最も”ツイていた”瞬間だったと思います(何回か後で回収されるフラグ)。
さて、叡電の一日券を購入し、イノ先輩の缶バッジと共にウイニングランを始めます。
叡電乗り潰し+ポスター全回収
※今回は旅行記のため、コラボ先作品『恋する小惑星』に関する具体的な説明は省略させていただきます。気になる方は是非原作をご一読ください。
↓アニメ版作品説明
出町柳駅には天文班の木ノ幡みらさんのポスターが掲出されていました(後述)。
続いて終点の八瀬比叡山口駅まで移動しました。ケーブルカーは当時冬季休業中で、実質的に行き止まりとなっていたからか、駅周辺は非常に静かでした。
八瀬比叡山口には天文班の森野真理さんのポスターが掲出されていました。
その後は宝ヶ池で乗り換え…のつもりでしたが、ここで痛恨のミス。降り忘れました… 仕方ないので、修学院まで戻り、先に修学院の天文班真中あおさんのポスターと、事務室のコラボを記念したQuro先生のサインを回収しました。
続いて、やってきた電車に乗って鞍馬方面を目指します。道中、山あいを進む中梅の花が所々咲く美しい景色を見ることが出来ました。
鞍馬駅ではすぐに折り返しましたが、駅前の鞍馬を象徴する天狗のオブジェくらいなら見れました。鞍馬駅には地質班の桜井美景さんのポスターが掲出されていました。たぶん本線が天文班、鞍馬線が地質班の割り当てになっているんだと思っています。
さて、最後に満を持してあの方のポスターを見に行きます。一駅戻り、貴船口でおりました。
待合室の中には……
猪瀬舞さんのポスターが掲出されていました!!𝐵𝑖𝑔 𝐿𝑜𝑣𝑒...
恋アスのコンテンツを追い続けてもう4・5年になりますが、こうやって違う形でも遠く離れた地で作品に触れられるのは中々感慨深いですね。
出町柳駅に戻ったら、撮り逃したみらポスターも無事撮影できました。ここからは、再び来た道を戻ります。
名古屋をめざして東へ
京都を見た次は名古屋を目指します。
ひとまず南草津で降り、松のやで昼食を食べ、琵琶湖線→東海道本線と18きっぱーのテンプレみたいなルートを辿って名古屋まで到達しました。
名古屋に到着したら、まず事前にホットペッパーの臨時ポイントを使って予約した夕食を受け取り、あおなみ線に乗り換えました。あおなみ線は走っている所や線形を見ると新交通システムのような印象を抱きがちですが、実態は京葉線のような、臨海貨物船を旅客化したような鉄道になっています。
あおなみ線は終始空いた状態で動いていましたが、末端にあたる金城ふ頭駅には行列が出来ており、何事かと思ったら例のレゴランドがこの辺りにあるみたいです。あれこんな海沿いにあったんですか。
そんなきらびやかな施設を横目に、私は港湾道路の脇の草がぼうぼうに生えた歩道を進んでいきます。しばらく進むと…
めっちゃでかい船が姿を表します。太平洋フェリーの船、「きそ」です。
ここで前座はおしまい。ここからこの船との長い旅が始まります。
太平洋フェリー① 乗船・航海1日目
名古屋フェリーターミナルに到着。ここで今回の巡検の同行者の一人と合流しました。乗船手続きを終え、早速乗船すると、中はとても広々とした空間が広がっていました。いままでいくつか長距離フェリーに乗ってきましたが、その中でも特に大きいのではないでしょうか。
ただ今回のメインはその先にある客室です。
今回は長距離フェリー念願の1等船室を確保することが出来ました。一等船室となると、このように普通の旅館と変わらないような部屋がご用意されます。この船室の最大の魅力は、写真の中央にある襖を開けた先にあるのですが…それは次回のお楽しみとします*1。
名古屋駅で購入した夕食は手羽先の唐揚げと名古屋コーチンの焼き鳥と、名古屋名物2点セットになります。同行者にお酒を奢ってもらったので、記念すべき初飲酒に合わせて美味しくいただきました。ちなみに筆者は、4%の飲酒後1時間半で見事に眠りにつきました。
次回は3日目、太平洋フェリーでの優雅なニート生活の様子をお届けします。お楽しみに。
*1:ちなみに襖の先のブラインドは夜間は解放禁止となっています